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のんびり花を見たり、山に登ったり。愛車DUCATI Monsterでツーリングも。
by mo-mo-115
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剱岳(2日目・剣山荘~剱岳~室堂ターミナル)

富山県 剣山荘(2468m)〜剱岳(2999m)〜雷鳥沢キャンプ場(2277m)〜室堂ターミナル(2420m)
2017年9月5日(火)快晴
総歩行時間(休憩除く) 7時間40分


昨夜は満月に近い月が出て明るすぎ、あまり星が見えなかった。
夜明け前に外に出てみると、降るような星空に流れ星!
いまのところお天気良さそう♪
しかし明日は朝から雨予報(-_-;)
なので、雷鳥沢でのテント後泊は取りやめ、今日中に富山まで戻ることにした。
今日は緊張の岩登りに加え、コースタイムも8:20と長め。
最後まで集中切らさず、気を付けて歩こう!


4:45 剣山荘発
食堂でお弁当にしてもらった朝食を食べていると、多くの人が真っ暗ななか次々と早発ちしていく。
食事を終え、小屋で借りたヘルメットにヘッドランプを装着し、予定より少し早く出発する。
外に出ると紺青の空の端がオレンジに色づいている。

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まだ暗い道をヘッドランプを頼りに登り始める。
15分ほどいくと最初の鎖場が現れ、さらに数分で2番目の鎖場をトラバースする。
どちらも特に難しくはない。


5:12 一服剱
休憩スポットの小ピーク・一服剱では2,3グループが休憩中。
辺りはすっかり明るくなってきた。
目の前には前剱が大きく立ちはだかり、剱岳の本峰はまだ見えない。
武蔵のコルあたりで鹿島槍岳の左肩から御来光が見えた。

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こんなしっかり御来光を見たのは久しぶりだなぁ!
振り返ると別山や剱御前が朝日に赤く染まっている。
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前剱への登りは浮石だらけのすごいガレ場・・・(゚ー゚;Aアセアセ
落石を起こさないよう注意して登る。
これ、下りは厄介そうな場所だなぁ;
3番鎖場「前剱大岩」。大岩の左側を登っていく。
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4番鎖場「前剱」。
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足場はしっかりとあり、鎖場はそれほど難しくはない。
鎖場を登りきると目の前に剱岳本峰が姿を現す。


6:02 前剱

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前剱付近は登りと下りが別ルートに分かれていて、登りは前剱の頂上を通る。
ここも絶景の休憩ポイント!
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目の前には剱岳、振り返ると別山の後ろに立山連峰、剱御前の後ろに薬師岳。
富山平野には影剱が伸び、その先に富山湾と能登半島が見える。
少し休憩して先へ進む。
次の5番鎖場「前剱」は雑誌などでよく目にする場所。
いよいよ別山尾根の核心部に入ってきたな、という感じ!
5番は鉄製の橋を渡ってから絶壁の岩峰をトラバースする。
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ここも見た目より足が掛けやすいので、慎重に行けば大丈夫。
鎖は揺れて安定しないので、出来るだけ岩を掴んで渡る。
6番鎖場で一度平蔵谷側に下る。
一息ついて景色を眺めると、後立山連峰の背後に八ヶ岳や南アルプス、そして富士山も見えている♪

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山頂行くまで晴れてますように!

6:43 平蔵の頭
7番鎖場「平蔵の頭」がまたなかなかの岩場!

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ここも登り下り別ルートで、真ん中の鎖は下り専用。
登りは右手のボルトの打ってある壁を登っていく。
このあたりは鎖があってもなくても岩ばかり。
岩に付けられた目印を確認しながら進んでいく。
8番「平蔵のコル」の短い鎖を過ぎ、次の9番鎖場がいよいよ有名な「カニのタテバイ」!


6:53 カニのタテバイ

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かの有名な「カニのタテバイ」は50mほどの急傾斜の鎖場。
ここも登り専用で、下りはカニのヨコバイを通る。
ここもボルトが打ってあり、割と登りやすい。
槍の穂先みたいな感じかな。
この一連の鎖でタテバイは終わりかと思ったら、あら!まだ鎖があった(^-^;)
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細い溝状の岩場を鎖で登る。こっちのが足掛けづらいかも;
さらに狭い岩場を登っていくと、小一時間先に出発したご夫婦が下りてくるのに出会った。
挨拶を交わして岩場を抜け、ガレ場を一登りする。
稜線に出て早月尾根と合流すると、間もなく山頂の祠が見えてきた!


7:25 剱岳山頂

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わぁい、剱岳制覇だーーー!ヽ(^O^)ノ
お天気サイコーーー!d(゚-^*)
立山連峰の後ろに北アルプスの山々が一望できる!
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富士ノ折立の上に尖った頭を出しているのは槍ヶ岳だ。
蓮華岳、スバリ岳の間には富士山。
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連なる後立山連峰、唐松岳の奥には高妻山。
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北西には富山平野と富山湾。
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期待以上の晴天にすごい眺め・・登ってきた甲斐があったなぁ。
感慨に浸りながら30分ほど休憩する。
でもまだ今日の行程の1/3も終えていない・・
しかも下りの「カニのヨコバイ」が一番の難所だと聞く・・
最高の景色への感謝と、帰りの無事を祈って小さな祠にお参りし、気を引き締めなおして下りにかかる。


8:20 カニのヨコバイ
山頂からしばらく下ると10番鎖場「カニのヨコバイ」が現れる。
まず急傾斜を下り、体を後ろ向きに変えて岩の裂け目に足を下ろし、裂け目に沿って横移動する。
この裂け目に下ろす初めの一歩の足場が見つけにくくて苦労するらしい。
前方の男性がちょうどヨコバイの核心部で後ろ向きになろうとしているところ。

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テレビや雑誌などで、ここは右足を下ろすのが正解だと予習済み(o^-')b
降り口に赤いペイントの矢印があるので、そこに左膝をついて右足を下ろす。
右足を下ろしながら体を反らして右下を覗き込むと、ペンキマークのついた足場が難なく見つかる。
そこに右足を掛ければ、あとは問題なく横に進んでいける。
あら・・他の鎖場より楽なくらい(^-^;)
怖がって鎖にしがみついてしまうと足場が見つからないのかもね。
トラバースの最後にはまたボルトが打ってあり、その先には鉄梯子がある。
鉄梯子を過ぎ、鎖場を下りるとなぜか唐突に小さな小屋が!?
ダンナさまが覗きに行くと、どうやら携帯トイレ用の小屋だったらしい。
こんなところによく作ったねぇ!


8:35 平蔵の頭
11番鎖場「平蔵のコル」を下り12番「平蔵の頭」は一度登って下る。

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険しい平蔵の頭を越え、稜線上のケルンのある休憩ポイントで一息。
13番鎖場「前剱の門」も一度登ってから下る。
別山尾根ルートの鎖場の番号は13番までだが、この先も往きに通った4〜1の鎖場を下っていくことになる。
前剱の頂上は下りルートでは通らず、そのまま急なガレ場に向かう。
ガラガラの足元に気を付けながら下っていると、上から「ラーーク!」の声が( ̄□ ̄;)!!
振り返ると頭大の石が落ちてくる!
・・が、途中で方向が逸れ、東の谷へと落ちて行った。(´▽`) ホッ
先ほどから抜きつ抜かれつしていた男性2人組の1人が落としてしまったらしく、ガレ場を抜けたあと「失礼しました。お恥ずかしい」と丁寧にお詫びいただいた。
鎖場よりガレ場のほうが怖いわ・・・(ノ_・、)
残りの鎖場をこなして剣山荘へ下りていく。
途中「この鎖、必要かなぁ?」と呟くと「事故があったところなのかもね」とダンナさま。
なるほど・・・最後まで気を抜かずに行こう(-_-;)
一服剱を越え、剣山荘の赤い屋根が見えるとやっと一安心。
でもまだ先は長いぞ〜(゚ー゚;Aアセアセ

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10:26 剣山荘
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剱岳から無事帰還〜♪(^-^)
いや〜、楽しかった! 岩場も登り応えがあった(o^-')b
けど、なぜかあまり高度感やスリルを感じた覚えがない・・??
どうやら岩場では足場以下の情報を無意識にカットしてるらしい。
せっかく剱岳に登ったのにちょっと残念な気が・・・(-_-;)
剣山荘でお昼を食べ、ゆっくり1時間ほど休憩する。
小屋の方にルートについて尋ねると、剱沢キャンプ場経由の道と剱御前の稜線との間の道が、眺めが良くてオススメだと言う。
往きと違うコースがいいし、その道で帰ることにする。
今日はまだ半分近い行程が残っている。
さぁ仕切りなおして行きましょー!
小屋前から右に折れて剱御前小舎に向かうルートを登っていく。
ここから見る剱岳と剣山荘はとても絵になる。
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お花も多くてハクサンフウロやクモマグサも咲いていた。
ダンナさまが立ち止まったので何かと思ったら、すぐ足元にライチョウがいた。
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逃げないねぇ。今までで一番近いかも・・・。
なかなかどいてくれないので「ごめんね〜」と言いながら通らせてもらう。
雪渓を横切り、途中の広場でおやつ休憩をしながらゆっくり歩く。


13:00 剱御前小舎

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剱御前小舎についたら強風が吹いていた。
別山乗越は風が抜ける場所なのかな。
15分ほど休憩し、雷鳥沢をキャンプ場に向けて下っていく。
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疲れて雷鳥沢のガレた下りが嫌になるんじゃないかと思ったけれど、特にそんなこともなく楽に下りられた。
でもまだ室堂への最後の登りがあるんだよね〜・・・


14:17 雷鳥沢キャンプ場

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無事テントまで戻った♪
やはり明日の予報は雨なので、今日中に下山してしまおう。
ここで撤収作業と休憩1時間ほど。
だんだん疲れてきてるのに、荷物はどんどん重くなる〜(ノ_・、)
しかもテント類はトートバッグで運んだので、持ちにくいしね;


16:25 室堂ターミナル着
雷鳥沢キャンプ場から室堂までは150mほど登る。
ダンナさまもだいぶ疲れてきて、雷鳥荘までの上り階段で3回ほど足を止める(笑)
途中のベンチで休んだりしながら、室堂ターミナルへ向かう。
景勝地の地獄谷やミクリガ池もチラッと眺めるだけ。

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細かいアップダウンを繰り返しながらようやくターミナルに到着!
歩ききったねぇ!お疲れ様でしたー(^-^)
帰りの高原バスからは立山連峰、大日連峰、薬師岳などがきれいに見えていて、山の余韻に浸りながら室堂を後にした。
達成感のある楽しい登山だった〜♪♪♪



何年も温め、ようやく実現できた剱岳登山♪
テクニカルで集中力を要求される岩登りに加え、トータルの歩行時間も長めで、技術体力ともに必要だったが、無事歩ききったことで大きな達成感を得られ自信にもなった。
鎖場はよく整備され、マークもわかりやすく、言われているほど岩場の難易度が高いようには感じなかった。
今回は一日天気が良かったし、大キレットよりも登っている人が多いため安心感もある。
むしろわたしは鎖場よりもガレ場の落石が怖い・・・。
登りの時点で前剱手前のガレ場が要注意だと思ってはいたが、まさか本当に落ちてくるとは(^-^;)
人が多くて混雑するときはもっと危ないかもしれないな;
登山者のヘルメットの装着率は思ったより高く、8割ほどだったように思う。
我々は山荘でレンタルしたが、これからは岩山での標準装備になっていくんだろうな。
絶好の登山日和に剱岳に登れたことを山の神様に感謝!
これからも安全で楽しい山歩きができますように・・・(^-^)

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いい山だね〜、剱岳。















by mo-mo-115 | 2017-09-05 19:06 |
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