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のんびり花を見たり、山に登ったり。愛車DUCATI Monsterでツーリングも。
by mo-mo-115
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岩手山(馬返し~焼走り)

岩手県 岩手山(2038m)
2016年7月16日(土)曇ときどき晴
総歩行時間(休憩除く)7時間5分

岩手にはここ3年で4回登山に来ている。
栗駒山、八幡平、早池峰山、秋田駒ヶ岳と、岩手近辺の名峰を登ってきたが、未だ岩手山には登っていない。
8時間のコースタイムは同行の親たちにとって少々厳しく、行くとしたら単独登山になるため二の足を踏んでいた。
盛岡の街から北上川越しに見る岩手山は重厚かつ端麗な姿で、これが盛岡の人たちの心の風景なのかと羨ましくなる。
一目見たときから強く惹きつけられ、訪れるたびに岩手山への憧れは強くなった。
賢治が愛し、啄木が詠んだふるさとの山・岩手山。
三年焦がれた岩手山。
よし、今年こそ登ろう!


5:50 馬返し登山口発
天気予報は曇りで夕方から雨。岩手山は雲の中で姿は見えない。
盛岡を車で5時に出発し、馬返し登山口へ。
ここでわたし一人降ろしてもらい、両親と叔母夫婦は焼走り登山口へ回る。
親たちは登頂は諦め、焼走りコースにあるコマクサの大群落を見に行くと言う。
わたしは馬返し登山口から山頂を経て焼走りコースを下山する予定で、順調にいけば下山途中で合流できるかも。
登山口にはトイレがあり、少し先にはキャンプ場と湧水の広場がある。
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鬼又清水の湧水を汲み、登山開始!
カッパを着ようかと思うほど濃い霧の中、まずはブナやミズナラの樹林の中を緩く登っていく。
林床にはタマガワホトトギスやイチヤクソウが咲いている。
人がいないと熊が怖いけれど、それなりに登っていく人がいるので良かった(´▽`) ホッ
それでもみんな熊鈴を派手に鳴らしながら歩いている。
30分登って現れた標識は「0.五合目」・・・
えー!それじゃ山頂まで10時間かかるじゃん!とガッカリ・・・(-_-;)
勾配は徐々にきつくなり、細い抉れた坂道や木段を登ってベンチのある一合目へ。
0.5合目から一合目は10分ほどだった(笑)
クサボタンやミヤマホツツジを見ながら登り、豆腐岩を過ぎると赤茶けた砂礫の二合目に着く。
さらに樹林帯を進むと樹間から薄日が差してきた。

6:52 二・五合目(旧道・新道分岐)
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2.5合目で眺めはいいが露岩の急登の旧道と、樹林帯の新道に分かれる。
強度は同じくらいらしいので、ガスが抜けるのを期待して旧道を行くことにする。
ほんとに急だわ・・・
この急登がほとんど緩まず、七合目まであと2時間半続いているとは・・・(-_-;)
分岐から10分少々で三合目に着く。
さらに10分ほどで視界が開け、雲海の上に出た!
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雲海の向こうに島のように浮かんでいるは早池峰山。見られて良かった!
山頂方面はまだガスに覆われている。抜けているのはこのあたりだけか。
それにしてもなかなかきつい斜面;
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一人だと話す相手もないので、つい休憩も少なく足早になってしまい、余計疲れる。
岩陰に生えるキンコウカやマルバシモツケ、エゾツツジなどを眺め、気を紛らわせながら登る。

7:55 五合目
ひたすら露岩の急斜面を登る。
早池峰山はいつの間には雲海に飲み込まれてしまった。
このあたりはミヤマハンショウヅル、ハクサンチドリ、イワブクロ、タカネスミレなど高山性の植物が咲いている。
濃い紫と黄色の派手な色合いのヤマオダマキは初めて見た!
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赤茶の砂礫の上に黒い溶岩の塊のような岩がボコボコ出ている。
少しお腹が空いてきたので、雲海を眺めながらしばしおやつ休憩。
大岩の根元にある六合目の標識あたりはマルバシモツケの大きな群落になっていて、白いマルバシモツケの中に紫のヨツバシオガマやミヤマハンショウヅルが咲いている。
再び低木の樹林帯に入り、両脇に様々な花の咲く細い岩の道を登りきると七合目の鉾立に到着。

8:43 七合目(鉾立)
やっと急登抜けた~!
小さな祠の向こうには岩手山の山頂が見えてる!
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さっきまで濃いガスの中だったのに!
見えてるうちに登りたいと気が急く。
平坦な道を八合目避難小屋へ急ぐ。

8:51 八合目避難小屋
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大きくて立派な建物!避難小屋というより山荘って感じ。
トイレも水洗できれい♪
山バッジを買いにいくと小屋番の方に「これ人気ですよ」と岩手県山岳協会の登山証明付き手拭いを勧められた。
手拭いに今日の日付を入れてくれるという。購入即決(笑)
少しお喋りをしてから小屋前のベンチで昼食休憩20分。
小屋の水場、御成清水の冷たくて美味しかったこと!
水筒に湧水を詰め、山頂に向かって不動平を歩く。
不動平は平坦で、色とりどりの花がたくさん咲いている♪
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ゆっくり楽しみたいところだけれど、晴れてるうちに山頂に着きたいのと、親を待たせているのでどうも落ち着かない。
不動平避難小屋を過ぎ、外輪山へ最後の登りにかかる。
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ガレた斜面を登っていくと左右に道が分かれている。
明らかに右のほうが歩きやすそうで整った感じだけど、山頂は左手のほうが近い。
左の道を登り始めるが、火山の砂礫に足がズルズル埋まって滑る!
ここ、本当に正規の登山道??
最後の最後にまさかの難所( ̄□ ̄;)!!
多少遠回りでも右から来れば良かったと後悔・・(ノ_・、)
休みながら振り返ると、小さくなった不動平避難小屋と鬼ヶ城方面の稜線がきれいに見えている。
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足場の悪さに体力を奪われながら、なんとか外輪山の縁にたどり着いた!
真っ青な空の下、山頂へと続く緩やかな道。
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右手の噴火口には火口丘が盛り上がり、火山独特の荒々しい風景。
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左には網張へ続く鬼ヶ城の稜線やカルデラ湖の御苗代湖が見える。
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頑張って登ってきて良かったな(^-^)
道の脇に立つ小さな観音像ひとつひとつに無事登れたお礼を言いながら山頂へ。

9:55 岩手山(薬師岳)山頂
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薬師岳の山頂に到着。ここが岩手山の最高峰。
残念ながら雲海で街は望めないが、八幡平は雲の上に顔を出している。
山頂には男性が二人いるだけ。静かで風もなく、気持ちいい♪
そういえば道中たま~に人に会うくらいでほとんど一人旅だったっけ。
15分ほど景色を眺めながらおやつ休憩。
やっと来られたなぁ、岩手山!
さて、コマクサ群生地目指して下ろう。
御苗代湖や険しい屏風尾根を見ながら火山礫の急坂を平笠不動避難小屋へ向かって下る。
斜面にはコマクサやイワギキョウが咲いている。
登ってくる人たちも増えてきた。
焼走りコースから来た方が「コマクサがたくさん!すごい群落だった」と教えてくれた。
それは楽しみ♪♪ 両親たちはもうコマクサ見てるかな?
一度低木帯に入り、道が平らになると茶臼岳の岩峰直下にある平笠不動避難小屋に到着。
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10:33 平笠不動避難小屋
小さいけれどしっかりした造りの平笠不動避難小屋。
ここから見る岩手山もきれいな形してるなぁ!
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ここで網張方面の道を分ける。わたしはツルハシ方面へ。
樹林帯を下ると古い小さな祠があった。
文字は読めなかったけれどこれが三十六童子かな?
ツルハシ分れまでの下りがこれまた曲者(^-^;)
足元が悪く段差の大きなところもあり、前方を行く人も派手に滑る音を立てている・・

11:10 ツルハシ分れ
上坊コースと焼走りコースの分岐、ツルハシ分れ。
展望はなく、樹林の登山道の途中に看板がある。
7分ほど休憩し、焼走りコースへ。
岩手山北側の山腹をトラバースするようつけられた登山道は傾斜が緩く、ほっとする。
ツルハシ分れのすぐ先で樹林帯を抜け、とうとうコマクサの群生地についた♪
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写真を1,2枚撮ったところで前方から登ってくる人影が・・あ、叔母と両親だ!
ちょうどいいところで合流できた(o^-')b
手前で休憩中の叔父とも合流し、ここからは親たちのペースで花を見ながらゆっくりと下る。
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確かにコマクサの花の数はすごい!
30分ほどのトラバースの間、斜面の上下にずっと群落が続いている。
ただオヤマソバやハイマツなど他の植物との混生なので、遠くまで見通しはきかない。
群生地としてのインパクトは秋田駒ヶ岳のほうがあったかも・・・
でも全体的に花付きがすごい!
一株で100ほどの花をつけたものもあり、豪華で見ごたえがある。
ちょうど見頃だったようで、日本有数と言われるコマクサの大群落を楽しめた。

12:06 第1噴出口跡
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群落地を抜け少し下ると火山礫の丸い丘のような場所についた。
ここが岩手山噴火の際の溶岩の噴出口らしい。
雲海の中に入って見通しがきかなくなったけれど、晴れていれば麓に続く真っ黒な焼走り溶岩流が見えたんだろうな。

12:22 第2噴出口跡
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さらに足場の悪い火山礫の道を下り、先ほどよりゴツゴツした第2噴出口跡に到着。
ここからも下に溶岩流が見えたはず・・残念!
2つの噴出口を過ぎると、あとは樹林帯を1時間半淡々と下る。
今まで歩いてきたところに比べれば傾斜も緩く、普通の登山道といった感じだけど、そろそろ皆さんもお疲れで、登りよりだいぶ長く感じたみたい。
最後の2kmほどはほとんど平坦な散歩道。
右手には一段高くなった溶岩流が道に沿って続いている。
溶岩流に出られるところから覗いてみる。
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去年見た焼走り溶岩流。これが噴出口から続いてるんだね。

14:05 焼走り登山口着
森を抜け、焼走り登山口に到着して目の前の駐車場に歩いている途中に雨が降り出した!
予報より早かったけど、ギリギリセーフ!(´▽`) ホッ
全員、無事目的が果たせて良かった(^-^) お疲れ様でした!
帰りの道の駅で見慣れない果物(?)を購入してみた。
「すぐり」だって! 透き通って線が入ってて可愛い♪
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たま~にすっぱいのがあるけど、けっこう美味しかった(o^-')b


岩手山、なかなかの急登だったなぁ・・
今回は夏山トレーニングも兼ねていたので、曇りで展望がなくても登るつもりだったが、思いがけず青空の山頂に立てた。
親たちを待たせることなく合流できたし、コマクサも満開で、雨にも濡れずに済んだ。
岩手山の神様、ありがとうございます!
じゅうぶん恵まれた登山だったのだけど、やはり人を待たせているため落ち着かなかったのと、初めての山に一人で登る緊張とで、いつものように行程を楽しめなかった部分もあったのが残念・・・
せっかく素晴らしい山だったのに、ちょっともったいなかった(>_<)
今度は避難小屋に泊まり、ゆっくりと岩手山を堪能したいと思う。
その時は山頂から盛岡の街が見られたらいいなぁ!
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一株で花見ができそう!















by mo-mo-115 | 2016-07-16 23:17 |
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